
ちょっと気に入った場所が見つかったから、早速現地の見学行ってみようと思うんだけど、物件とか現地の見学ってただ見学するだけって感じ?何か注意点とかここを見たほうがいいよみたいなポイントとかってあるのかな?

そう言われてみると、現地見学って大事だと思うけど、見学のポイントとか事前に把握してるとどこをチェックするべきか視点が分かっていいわよね。ただ漠然と見学して眺めるより事前にチェックポイントを確認しておくべきかも!
物件・現地見学とは
物件見学と言っても、現地を見に行くのと、モデルハウスやモデルルームなどを見学に行くなど何通りかあります。実際の建物や土地を見学できるのは、下の表の3~5です。
| 1.モデルルーム | モデルルームは、マンションの分譲の場合に多く、構造や部屋の間取りなど イメージを確認できるものが多い。 |
| 2.モデルハウス | 住宅メーカーが集まったハウジングセンターなどで、モデルハウスを見学することが多い。 ハウジングセンターなどでのモデルハウスは、広くて見ごたえがあり、 設備や使っている資材などの説明などもしてもらえることが多いが、 広さは一般的ではないことが多い。 |
| 3.販売現地 | 販売されている土地や建物を見学できる。 物件や周りの環境も確認することができる。 |
| 4.完成済み物件 | すでに工事が終わっている物件のことで、実際の設備や外観なども確認できる。 |
| 5.建築現場 | 完成してしまうとわからない構造の部分や、工事の様子を確認できる。 |

あ~、言われてみると見学ってモデルハウスとかモデルルームとかの見学のことかと思い込んでたかも。ハウジングセンターとかのモデルハウスって、広くて素敵ー!とか思った事あったけど、すごい広い土地に家が建てられてるし、設備も最新だったりするから素敵だと思って当然よね~。間取りもひとつひとつの部屋が広いから余裕あるし。実際に住む家を見学となるとやっぱりモデルハウスの見学じゃなくて現地見学大事だよね。
現地見学に行くときには
実際に販売されている物件を見学できる場合は、建物の広さ、明るさ、階段、雰囲気、駐車場の広さや位置、周辺の環境など実際に自分たちで見て確認できるので、そこに住んだ場合をいろいろシュミレーションしながら不動産会社の説明を受けることができます。不明な点もそこでいろいろ質問できます。
現地見学の流れ
| 1 | 見学したい物件を管理する不動産会社へ現地見学の予約をします。 予約しないで現地に行くと担当者がいなかったり物件のカギがなくて中の見学ができない場合もあります。 |
| 2 | 現地に向かいます。車で行くなら現地周辺の交通量などもチェックしておくと普段の様子をイメージできます。 |
| 3 | 物件の見学をします。資料をもらったり、中を案内してもらいます。 見学中に気になったことがあれば質問できます。 |
| 4 | アンケートなどを記載します。 他の物件も見てみたいなら、不動産会社に伝えると他の物件なども後日案内してもらえます。 |
見学するときのチェックポイント
- 玄関周り・庭
玄関収納は家族分の十分な収納量があるか
靴以外のものを収納できるか
玄関は汚れやすいので掃除のしやすさなど
日当たりや、庭や駐車場の広さ、車の止めやすさなど
庭がある場合、手入れのしやすさなど
ドアの鍵や死角がないか防犯面をチェック
庭でガーデニングやバーベキューをしたい場合など - リビング・キッチン
リビングに入る日差しを遮るものがないか、風通しはいいか
家族が集まる場所になるので快適性や収納部分など
エアコン取付位置のコンセントの有無や場所
キッチンでの動線や、コンセント、ガス栓の位置など
キッチンのカウンターの高さなど
勝手口があればその周辺の確認
食料品などの収納部分のチェック - 洗面所・お風呂
バスタブの広さや深さ、浴室の広さなど
浴室の床は滑りやすくないか、掃除のしやすさなど
お風呂の換気システムや窓の柵、その他の設備など
洗面所周りの収納部分、タオルをかける場所など
洗濯機置場や、室内でも洗濯物を干せる場所など - トイレ
トイレの広さや設備、収納場所など
掃除のしやすさ - 階段・廊下・ドア
階段の段差や幅の広さ、階段が急ではないかなど
手すりの位置や滑りやすくないかなど
ドアを開けたときのスペースなど - 部屋
部屋を使うのは誰かをイメージして収納量、家具などを配置してイメージ
将来部屋を区切れるなどの場合は区切った後のイメージも
部屋の窓からの風通りはいいか、外からの視線は気にならないか
隣の建物との距離感は近すぎないかなどの防犯面
ベランダやウッドデッキなどの広さ
洗濯物を干すときの動線など - その他
カーテンレールはついているか
網戸はついているか
物干し竿を通せるところはついているか
シャッターはついているか
近隣の家の様子や道路などの様子
バリアフリーになっているか、手すりが必要な場所にあるかなど
他にも家族構成などによってはチェックした方がいいところがあります。

こうやってチェックポイントをあげていくと、結構見るポイントあるね~。確かにキッチンのコンセントの場所とかちょっとした細かいところに後から気づくとかも多いんだよね~。最初にチェックしておけばいいよね。ない場合はもし工事を頼むとしたらとかそうことも聞けるもんね。

そうそう!コンセントが個々に欲しかった!ってのウチあったよ~。キッチンで。キッチンでいろいろ電化製品使うことが増えたから、ここにあったらもっと使い勝手がよかったのになと思ったよ。ウチは建売だったんだけど、そもそもさ~なんでここに付けなかったんだよって!

そうか、バリアフリーとか今は全然考えてなかったけど将来的に必要になるかもとか出てくるかもしれないよね!でも今は結構段差がない建物が多い気がするかな。

小さい子供がいる場合だと階段の作りを気にする人もいたりするワン。直階段、折り返し階段、周り階段、らせん階段とか結構いろいろ種類があるワン。直階段だと子供が階段から落ちた場合に下まで落ちちゃうから危ないかなとか考えてるワン。

そうか。家族構成によってはそういうのも考えるポイントだね。階段って安全柵みたいなのつけてもちょっと心配だもんね。

ウチも階段から落ちてるよ〜。柵付けててもそのうち開けれるようになっちゃうから、開けて登って落ちたりもあったよ。階段は大人でもたまに滑って落ちたりもするから気をつけて!

チェック項目の、その他の項目も見たほうがいいポイントなの?

カーテンレールとか網戸がついてるかなんて、ちょっとしたことと思うかもしれないけど、後から自分でつけると、なんだかんだとお金が掛かってくることではあるから、ある方がいいんじゃないかと思うワン。後はベランダに洗濯物を干すときに、物干し竿を掛けるところが付いてないこともあるワン。結構普段の生活に絶対必要な設備がついてない!なんてこともあるから、要チェックだワン。

そうか、家は生活する基本の場所なんだから毎日使うものがなかったら不便だよね。それぞれの家族ごとに細かく考えておく必要があるね!

じゃぁ、家族構成も踏まえてどんなところをチェックしたらいいかも考えよう!じゃ、ちょっとあいせい不動産にまた相談してみようかな〜。

